お見合い、仮交際、母の反対そして・・・
焦る私
5月に仲人さんに話し、以前話をした青年がいるとのこと。
6月下旬になっても住込み先に電話が来ません。(携帯もポケベルもない時代)
しびれを切らし、7月に仲人さん宅へ電話をしました。
すると「あちらのお父さんが倒れて、今〇〇さんが一人で仕事をしています。
「なのでお見合いの時間が取れない状態です。もうしばらく待ってください」とのこと。
仕方がない。実家に関しては、知らんぷりしておこう。
お見合いの日決定
1991年8月8日、午後からのお見合いでした。
当時、住み込みしていた牧場の奥さんに待ち合わせ場所の駅まで軽トラで送ってもらいました。
さてさて、お見合いが始まり「あとは若い二人で・・・」の昭和時代にありがちなセリフで二人になりドライブへ。
九州の屋根と言われる久住高原をまわりました。
当時、車の免許を持っていなかったのでこういう高原に行ったことがなく。
すごくきれいで空気がおいしくて開放感にあふれてて。
こんな素晴らしい場所にすぐ行けるところに住んでるんだなーと。
ドライブ中の会話も軽快で楽しかったのを覚えています。
私が聖飢魔Ⅱのデーモン小暮さんが好きなことを話すと
「日曜の昼間にラジオやってるよね。面白いよね。」
婚活をしている男性の皆さん!ここ!!
女性の好きなものとか興味あるものに対してポジティヴな返しをするとプラス得点です!!
誠実である事
夕方になる頃に「ちょっとだけ時間いい?」と聞かれコクリとうなづいた私。
飲み物をオーダーし、ジュースが届いた後
「黙っておくのも嫌やし、嘘つくことになるから言うんだけど、俺、カツラなんよ」
唐突な言葉に「!!」となってしまいました。
が、しかし、「見た目はどんな感じなんですか?」と聞き
「そのまんま東みたいな感じかなぁ」(東国原英夫さん)
「そうなんですね。私の本当の父は殆どスキンヘッドなので別に気にしません」
というのが私の答えでした。
仮交際
次の日に住み込みしている職場に電話がかかり、デートのお誘いがありました。
とてもラフな感じの話し方だったので、コミュ力は高めでした。
しかし、酪農業という仕事なので、結婚相手というのはなかなかだったようです。
彼女は私に出会うまで何人かできたそうですが。
私も彼も夕方の搾乳がある為、私から「搾乳後に会いましょう」と提案しました。
仕事をほったらかしでデートはなぁ・・・と当時は思っていました。
母の反対
仮交際中に、母親に「酪農家の人とお見合いしたから」「このままいくと結婚するかも」
と実家に帰った時話すと・・・
「なにえ<(`^´)>お母さんに一言もないでから!!」それはそれはすごい剣幕でした
そして一言「今度、連れて来んさい!!どんな男が見ちゃる!!」上から目線凄く・・・(-_-;)
今回はここまで。